数年前に受けたの耐震診断の結果が悪く、ずっと気になっていたH様は思い切って、間取りの変更を含む、スケルトン状態からのお住まいの見直しをご決断。屋根は、瓦屋根をカラーベストに変えて躯体にかかる荷重を減らし、必要に応じて柱等に補強を行いました。外観は２カ所セットバックさせることでゆとりの玄関＆自転車スペースを確保。間取りも、収納スペースを確保しつつ、ライフスタイルにあった間取りへ変更しました。
築36年の老朽化した家。問題がいっぱい。夢もいっぱい。
和室続きで、廊下がなかった昔の住宅。36年間１度もリフォームをしていませんでした。扉がしまらない、床がへこんでいるなど、老朽化も激しく、耐震も心配です。大規模リフォームをすると同時に、「耐震補強したい」「各部屋を独立させたい」「２階を明るくしたい」「自転車置き場がほしい」など要望もいっぱいでした。
店長、前原伸一です。
親の子どもへの想い。「親から受け継いだ家を、子どもへ」
お施主様のお子様への想いを感じるうちに、頑強さ、使いやすさ、過ごしやすさを大切にした「親から子へと住み継ぐ家」を意識してリフォームしました。まずは、耐震補強。診断の結果、構造自体はかなり頑強で立派だったので、荷重がかかっていた瓦屋根を軽くすれば大掛かりな補強は必要ありませんでした。そして、光を導くためにトップライト３カ所、西側の窓も増設し、すごく明るい家になったと思います。自転車置き場は１階道路側の外壁を、セットバックしスペースを確保、収納スペースの確保にロフト収納をご提案しました。
| BEFORE 外観 | BEFORE 間取り | AFTER 間取り |
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セットバックでゆとりの玄関
ナチュラルなトーンの配色でまとめたやさしい雰囲気の外観、玄関に生まれ変わりました。自転車を置けるスペースも確保♪
屋根裏を利用したロフト収納
たっぷり収納できる、屋根裏を利用したロフト収納をご提案。２階の天井を撤去すると、長い間お住まいを守り続けた立派な小屋梁が見つかりました。「全面リフォームの後も一部、思い出を残したい」とのお施主様の希望もあり、小屋梁を見える形で残しました。
明るく、狭さを感じさせない空間に。
窓が無かった壁に、窓を新設、天井は、屋根の勾配にあわせ一部吹抜けにし、天窓を設置、天井高があるので、開放感を感じる、明るいお部屋になりました。
スライド棚があるオリジナル収納
奥にテレビ用の配線も完備した、大容量の収納。スペースを無駄なく、利用した使いやすい収納を、ご提案。スライドする棚をプラスして、収納量もアップ！
親子が集うリビングができました。
無垢材の風合いのフローリングなど、あたたかいナチュラルな雰囲気になったLDK。念願の対面キッチンも実現しました。
ずっとずっと仲良く幸せに、暮らしていただきたい、素敵なご家族に出会えました。リフォームをさせていただいて、ありがとうございました。
